ソフタゾリン®シリーズは、3級、4級アミンといったカチオン部位とカルボキシル基などのアニオン部位から構成される両性界面活性剤で、イミダゾリン型、アミドベタイン型、アミドスルホベタイン型、アミドアミンオキシド型、カルボベタイン型に大別され、以下の構造式で示されます。
・イミダゾリン型は、イミダゾリン環にアニオン部位を導入することで開環構造をとります。
その開環部位による構造異性体の生成量を弊社ではコントロールして製造しております。
・アミドベタイン型は、アミド構造とベタイン構造を有しており、アミンは4級アミンとなっております。
・アミドスルホベタイン型は、アミドベタイン型のカルボキシル基がヒドロキシスルタイン基となっております。
・アミドアミンオキシド型は、アミドベタイン型のカルボキシル基がアミンオキシドとなっております。
・カルボベタイン型は、アミド基を持たず、ヒドロキシ基を多く有する構造となっております。