繊維状アルミナゾルは、ベーマイトナノファイバー粒子を溶媒に分散させたコロイド溶液であり、アスペクト比が大きく、繊維状の粒子となっていることが特徴です。特に、ベーマイトナノファイバーは、フィラーとして樹脂に添加することで、熱膨張抑制や耐熱性の向上、弾性率の向上に効果があります。更には、密着性が高いため、不織布のバインダーや粒子固定化にも好適です。
樹脂の特性改善 |
◆高弾性率 | ◆高透明 | ◆高強度 | ◆高耐熱 |
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◆低Haze | ◆高充填 | ◆高表面硬度 | ◆高柔軟性 |
アルミナナノファイバー(ANF)を添加することで、熱膨張抑制や弾性率向上等に効果があります。
用途 |
◆フレキシブルディスプレイ | ◆太陽電池パネル | ◆プリント基板 |
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◆スクリーン印刷用インキ | ◆保護コーティング |
有姿100g程のご提供が可能です。ご要望の際には、サンプル請求はこちらよりお問い合わせください。
詳細のご説明も承っております。詳しい情報を希望される方は、お問い合わせはこちらよりご連絡ください。
アルミナゾルは、べーマイトナノ粒子を媒体に分散させたコロイド溶液です。弊社では、ナノ粒子合成をコア技術に、結晶形状制御技術を確立し、柱状、板状および繊維状(ファイバー)など、様々な形状のアルミナゾルを取り揃えております。
アルミナゾルは、ベーマイトナノ粒子が溶媒に分散したコロイド溶液で、透明性が高く且つ純度も高純度であることが特徴です。また、粒子表面には多数の水酸基があり、この粒子表面は酸性域でプラスに帯電しており、粒子同士の反発で凝集せずに分散しています。pHが中性から弱アルカリ性になると表面電位が低下し、粒子同士が凝集します。これにより粘度が上昇したり、場合によっては粒子が沈殿します。
当社のアルミニウムアルコレートおよびアルミニウムキレート化合物は、還元触媒をはじめ、工業用重合触媒、エポキシ樹脂やウレタン樹脂等の硬化触媒、Sn触媒の代替、高純度アルミナやセラミックスの原料、インキ、塗料や接着剤等向けのゲル化剤、架橋剤、硬化剤、樹脂改質、顔料分散等の多方面で利用、検討されております。