アルミナゾルは、ベーマイトナノ粒子が溶媒に分散したコロイド溶液で、透明性が高く且つ純度も高純度であることが特徴です。また、粒子表面には多数の水酸基があり、この粒子表面は酸性域でプラスに帯電しており、粒子同士の反発で凝集せずに分散しています。pHが中性から弱アルカリ性になると表面電位が低下し、粒子同士が凝集します。これにより粘度が上昇したり、場合によっては粒子が沈殿します。
アルミナゾルは、排ガス処理触媒のバインダーとして使用されています。
下記のような優れた特性に基づいて、アルミナ系またはシリカ-アルミナ系の高機能性触媒の担体として有用な材料です。
ステンレスなどの基板の熱安定性は、ベーマイトナノ粒子をコーティングすることによって向上します。
アルミナゾルは、ディップコーティング、スピンコーティングまたはスプレー等の方法によって、種々の基板上に数μmの厚さでコーティングすることが可能です。
透明性の高い薄膜が得られるため、外観を損なうことなく下記のような表面コーティングが期待できます。
アルミナナノ粒子は、透明性を損なうことなく樹脂に練り込むことができるため、耐熱性、寸法安定性、機械的強度などを向上させるフィラーとして有用です。
例えば、PVAやPMMAなどのアルミナナノファイバー-ポリマー複合フィルムは、高い透明性と熱膨張の抑制を示します。
100g程のご提供が可能です。ご要望の際には、サンプル請求はこちらよりお問い合わせください。
詳細のご説明も承っております。詳しい情報を希望される方は、お問い合わせはこちらよりご連絡ください。
アルミナゾルは、べーマイトナノ粒子を媒体に分散させたコロイド溶液です。弊社では、ナノ粒子合成をコア技術に、結晶形状制御技術を確立し、柱状、板状および繊維状(ファイバー)など、様々な形状のアルミナゾルを取り揃えております。
繊維状アルミナゾルは、ベーマイトナノファイバー粒子を溶媒に分散させたコロイド溶液であり、この繊維状べーマイトゾルは当社だけの技術となります。
特に、フィラーとして樹脂に添加することで、熱膨張抑制や耐熱性の向上、弾性率の向上に効果があります。更には、密着性が高いため、不織布のバインダーや粒子固定化にも好適です。
当社のアルミニウムアルコレートおよびアルミニウムキレート化合物は、還元触媒をはじめ、工業用重合触媒、エポキシ樹脂やウレタン樹脂等の硬化触媒、Sn触媒の代替、高純度アルミナやセラミックスの原料、インキ、塗料や接着剤等向けのゲル化剤、架橋剤、硬化剤、樹脂改質、顔料分散等の多方面で利用、検討されており、